シラーは一般的にはスパイシーでしっかりしているというイメージですが、 このワインはクリアで優しく、かつシラーのキャラクターが見事に表現されています。
濃いシラーをお求めの方にはちょっと軽く見えますが、軽やかでかつスパイシーさがあり、ほどよく飲み応えもあります。
ポカポカ陽気に、濃すぎずちょっとしっかりめを飲みたいときに、このワインはとてもおすすめ。
ラベルの後ろをみると丘の上で造られたと書いていますが、それから読み取ると、
このワインは丘の上で造られるので、寒暖の差があり、寒暖の差があるということはブドウがゆっくり完熟するので、シラーらしいしっかりした中に心地よい酸味がありとってもクリアです。
丁寧な畑仕事や、収穫量をしっかり抑えて完熟させることで、環境がワインに現れると思います。
生産者さんの情熱。丁寧な仕事からこのようなワインが生まれると思うので、このようなワインに出会うと頭がさがります。
このワインは濾過をしていないのですが、ブドウの果実味が豊富にありながら、軽やかさもあり、かつワインにクリア感があります。
シラーなのに優しく、嬉しい美味しさがあります。これから暖かくなってくるので、少し冷やしめが美味しそう。