マキコレワインにはボルドーのワインがなかった頃。ボルドーのワインを知りたくて、試飲会があればよく行っていました。ボルドーのワインを沢山試飲して勉強していた時期があります。
マキコレ以外のワインを飲むと、ブドウの味よりアルコール感が口に広がる印象のものが多いなという印象。
きっとピュアなボルドーのワインは他にもあると思うけど、当時はそのようなワインにはあまり出会えなかったです。
試飲会から帰ってから、マキコレワインのボルドーに近い雰囲気のある、このベルジュラック地方のカイユベルのエテを飲んで
「なんじゃコリャー！！」
こっちの方が圧倒的に美味しいやんって、とても感動しました。
産地／フランス ラングドック地方
品種／メルロー・カベルネソーヴィニョン・カベルネフラン
造り手／カイユベル
ワインの質はその土地でできるブドウの質の高さであるというのを、このワインを飲んで痛感します。
これはピュアで綺麗な味わいですが、ちゃんと果実味があってふくよかさがあり、余韻の引きがとても優しいけど薄い感じではなくブドウのピュアな味が口にずっと残ります。
こんなワインに出会うとワインってやっぱり美味しいなとしみじみ思います。
ボルドー地方の隣で造られたワイン。滑らかな舌触りと、心地よい酸味があって上品でクリアな果実味のややしっかりめ。ブドウ房を食べているようなピュアの味わいを楽しめます。
今回新しく入荷してきたのは、2018年のものです。こちらは1年ほど前にもあったワインですが、当時はフレッシュな若さと青さが印象強かったけど、今飲むと味がこなれてより丸みが出ています。
飲み頃はもう少し先ですが、今でも十分に美味しいと思います。
