素敵な軽さのワイン


ル・ルーブランは南フランスのミネルヴォワの生産者。
この場所は寒暖の差があり、ブドウがゆっくり完熟するので、ブドウの味の奥にほのかに酸味を感じます。すっぱい酸味ではなく、果実味にうまく溶け込んで綺麗な酸味。

この生産者は5種類の赤ワインをリリースしていますが、どのワインも心地よい酸味がありながら
優しくもクリアな果実味。
重たさは控えめですが、構成はしっかりしていて、品の良さを感じます。

エレガントなワインといえば、ル・ルーブランでしょって思わせる、
素敵なワインを生み出す生産者のワインです。

このワインのブドウ品種はシュナンソンという珍しいブドウが入っています。
これは、グルナッシュとジュランソンを掛け合わせた新しい品種。
このワインはそのシュナンソンにサンソーをアッサンブラージュしたワイン。

飲んでみると
南フランスのワインだから、濃いめかなと思うのですが、全然違う。
まるでピノノワールを思わせる上品さがあります。

飲み口からベリーの香りが口いっぱいに広がる。きっとピノ・ノワール好きはその美味しさに唸るんじゃないかな。

ピノ・ノワールのニュアンスにちょっとスパイスの風味、後味にカシスの濃厚な味わいがふわっと上がってくる。でも全体的には軽やかで爽やかさもある。

こんなに上品な南フランスのワインがあるのは驚きです。

マキコレワインの南フランスのワインは、素晴らしいワインが多いです。

マイナーな場所で味のイメージが湧きにくいワインが多いですが、ぜひ一度お試しいただきたいです。

コメントを残す